SCHOOL GUIDE > 日本文化 > 外国に行ったときに恥をかかずにすむ?日本人なら知っていたい茶道の「お点前」

外国に行ったときに恥をかかずにすむ?日本人なら知っていたい茶道の「お点前」

この記事は約 4 分で読めます
[掲載日]2017/12/09
茶道

茶道というと、堅苦しいイメージがあるでしょうか?
それとも、おいしいお茶とお菓子が食べられるので、楽しい!というイメージがあるでしょうか?

茶道は、海外に出る人こそやっておいてほしい習い事。
ティーセレモニーとも呼ばれ、華道や茶道は、外国人が目を丸くして「これはなんだ?」というものです。

茶道を習い始める人の動機・気になる費用・体験談をご紹介!

はじめる動機

習いなおし

中学生の時に部活でやっていました。
それっきりやっていませんでしたが、大人になって多少時間ができたので、もう一度やってみたいと思ったから。

旅行先のお点前がキッカケ

たまたま旅行先のお寺で頂いたお点前(おてまえ)がとても美味しく感じられ、自分でも立てられるようになりたい、この空間をたまには味わいたいと思い始めました。

探し方

ネットを使って

会社の帰りによりたかったので、誰かに聞くわけにも行かず、ネットで探しました。
案外「会社帰りにどうぞ」と言う教室は結構あり、どれにしようか迷うほどでした。

費用

お抹茶
一ヶ月5000~7000円位です。
月謝の「謝」は、感謝の「謝」です。
作法を重んじるお茶のお稽古ですので、お月謝は新券で渡したほうがいいとい人もいます。

お道具は、最初は教室のものを使います。

個人持ちのものは、ふくさといって、お茶を点てる(たてる)ときに茶器を拭いたりするときに使うものです。
赤の絹の布で、それを持っているだけでも「あ、茶道やってるな」という感じが出て、ちょっと得意になります。

ほかの道具として、棗(なつめ)という抹茶を入れる入れ物や、茶杓(ちゃしゃく)という抹茶を棗から茶器に移すときに使うスプーンのようなものなどがあります。

最初はわからない単語だらけかもしれません。

やっていくうちにいろいろな名前を覚えますので、最初はいろいろ聞いていきましょう。

経験談

最初、正座がつらかった

最初正座がすごく辛かったんですがだんだん慣れてくるとそれほど辛くなくなります。
つらくなくなる日を信じてがんばってください。

精神安定剤になる

「一期一会」という言葉は織田信長や豊臣秀吉に茶道の手ほどきをした、千利休の言葉です。

現代社会において、まったく日常と異空間になるお茶の席は、浮世の憂さをひと時でも忘れさせてくれます。
そこまでいかないにしても、やはり、気持ちのリフレッシュのできる貴重な時間です。

どんなに忙しくても、一服の茶がオアシスになるというトップビジネスマンもいます。
歴史上の政治の舞台になったこともあるくらいのお茶の席。
現代のトップビジネスマンである孫正義さんも、お茶席で取引先の話をしたことがあると本に載っていました。

茶道をやっておいてよかった!のトリビア

日本の伝統文化の精神も学べる

茶道の歴史は古く、鎌倉時代に栄西というお坊さんが中国に禅宗を学びに行ったときに持ち帰りました。
その後、戦乱の世に千利休をはじめとした三宗匠といわれる茶人が、武士に重用されました。

日本に興味のある外国人のほうが、実は日本人より日本の文化に詳しくて、質問されて辟易したという話はよくある話です。

海外に行く人ほど、ぜひ知っておいてほしい技術です。

「許状」を取ることもできます

免許ではなく、さらに上のことを勉強する「許し」を得るためのもの「書状」なので、「許状」といいます。

裏千家許状について

旅行などでお抹茶をいただくときに、戸惑いません

難しい作法があって、どうしても敷居が高い茶道ですが、一度、一通りのことが分かるとそんなに難しく感じることはありません。

たとえば、旅行などでお寺や古い日本家屋に行ったとき、茶室があることがあります。
そのとき「炉が切ってあるね」などと、ちょっと誇らしげにいえます。
炉(ろ)とは、和室の畳を正方形にくりぬいて「茶釜」を入れてそこでお湯を沸かしておくところです。
普段は、同じ畳でふたをしてありますがお茶会の時にはそのふたを開けて炭をいれ(電気式のものも今はあります)お湯をたたえておくのです。

基礎的なことは、それほど時間をかけなくても習得できます。
でも、さらに極めたいと思えば、「許状」を取って高みを目指すこともできます。

基本的には3つの流派がある

表千家(おもてせんけ)
裏千家(うらせんけ)
武者小路千家(むしゃのこうじせんけ)

主に上記の3つですが、ほかの流派もあります。

茶道の作法~合理的・機能的だから美しい

日本文化
最初やり始めたころは、決まりごとが多く「なんでかな?面倒くさいな」と思うかもしれません。
でも、どうしてその作法が決まったのでしょう?
一番合理的なのです。
合理的であり、それゆえに無駄がなく美しい所作になるのです。

剣道や書道、華道でも「道」がつくものは、礼に始まり礼に終わります。
また、お茶を差し上げ頂くことでまさに一期一会の空間が生まれます。

体験レッスンをやっているところもあるので、まずはあの凛とした空気に触れてみてください。
普段の日常の時間が慌しければ慌しいほど、茶道の「間」や「空間」や「一緒にお茶をする人とのやり取り」の魅力が引き立ち、気持良く思えることでしょう。