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目も舌も心も満たされる!茶道を習っておもてなしの精神を学ぼう!

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[掲載日]2017/12/19

華道と並んで日本の伝統文化として人気の習い事なのが「茶道」。

茶道というと、「着物で正座して、しーんとした空気の中苦い抹茶を飲むんでしょ?」というイメージが強く、
特に若い世代にはなかなか馴染みがないのではないでしょうか?

しかし、意外とそんなことはないんです!
むしろ最近では、若い世代にも注目されつつある習い事なんですよ。

今回は茶道の魅力をご紹介いたします!

茶道を習うと得られること

茶道具
茶道を習うことで得られるメリットはどのようなものなのでしょうか?

伝統文化なので

茶道の歴史はかなり古く、遡ると(一旦途絶えてしまいますが)8世紀ごろに中国から日本に伝わっています。
それから紆余曲折を経て現代の茶道にまで通じます。

茶道の歴史を通じて日本の歴史に興味を持つ方はとても多いそうですよ。

おもてなしの精神

「お茶を振る舞う」というのは日本の「おもてなし精神」によるもの。
お客様に喜んでいただくのが大前提です。

そのため、失礼があってはおもてなしも台無し。
礼儀作法から、おもてなしのための所作や知識が身につきます。

また、お茶をたてる際には相手へのおもてなしだけでなく精神統一して心を落ち着けなければなりません。
それを続けることで、自然と自分の心をコントロールできるようになります。

「うちの子、ちょっと落ち着きがないんだよね……」と悩んでいる親御さんに、
お子さんの習い事として注目されているのはそのためなんですよ。

心が洗われる

お茶の席では「季節」を大切にします。

わかりやすいところだと床の間に飾られた季節の花や、そのとき出される季節のお菓子など、
些細なものひとつひとつが「季節」をテーマにして飾られたり作られたりしたものです。

またそれらを引き立てる掛け軸や花器や菓子器、茶わんのひとつにまでこだわってお客様をおもてなしします。
もてなされる側のお客様も、それらをひとつも見落とすことなく愛でます。

季節に敏感になったり、物を見る目が養われるだけでなく、たったそれだけのことで心が洗われストレスを解消することができるんですよ。

心が洗われると、日常生活も改善されていきます。
自然と内面を磨くことに繋がるのです。

茶道を習うとできるようになること

お茶
茶道を習うとどういったことができるようになるのでしょうか?
お茶がたてられるようになるだけじゃないんですよ!

おもてなしされる側を

まずはおもてなしされる側に回って、お茶の席に入る際のルールやマナーを学びます。
おもてなしされる側だからといって、好きなようにお茶席に入ってもいいわけではないんですよ。

もちろん慣れないうちは先生がどうやって入室するのか、入室してからはどうするのかを丁寧に教えてくれます。
そしてどのように抹茶を飲むのか、お菓子はどのように食べるのか、
他にも茶道具の扱い方を学ぶことができます。

おもてなしする側も

おもてなしされる側を学んだあとは、もちろんおもてなしする側についても学びます。

どのように花や掛け軸を飾るか、どんなお菓子を用意するか、どんな茶わんや菓子器を用意するか、
まずは先生のご指導のもと用意して覚えていきます。
慣れてくると先生に任されることもありますよ。

そういった用意について学んだあとは茶道具の使い方からお茶のたて方を学びます。

おもてなしされる側で使った茶道具も、立場が違うと使い方が変わることがあります。
もちろんその使い方も学びますよ。

他にも……

得られるメリットでもご紹介しましたが、茶道を習うことで日本の文化や歴史に興味を持つ方も多くいらっしゃいます。
茶道だけでなく花のことや書や能などの他の日本文化を学ぶ機会もあります。

また、地域のイベントなどでお茶のおもてなしをする機会を設けている教室も多いため
お手前を披露したり、そのイベントを通じてたくさんの人と出会うこともできますよ。

茶道にかかるお金

茶道を習おう! と思ったとき、気になるのは費用ではないでしょうか。
なんとなくお金がかかるイメージがあるという人も少なくないはず。

調べてみると、

・月謝 5,000円~10,000円

地域の公民館などで開催されていると比較的お手頃価格なのかな? という印象でした。
教室にもよりますが、月謝にお茶やお菓子、花の代金が含まれているところもあります。

別途お茶代や施設管理費などが必要なこともあります。

茶道具は貸していただけることが多いようですが、袱紗は冠婚葬祭にも使えるので、
自分の好みのものを用意するとその分気持ちも楽しくなりますよ。

自宅でもお茶をたてる練習がしたい、ということであれば、最低限のお抹茶セットなどの名目で用意されているものだけで十分です。

茶釜で沸かしたお湯を使うのとは味が変わりますが、自宅で練習する分にはポットのお湯でOK、と先生が言ってくださいます。

茶道は堅苦しい、は勘違い!

お茶会
茶道の心得は「和敬清寂」、これは「お互いの心を和らげ・敬い・謹み、茶道の道具や茶会の雰囲気を清浄にする」という意味です。
慣れるまではたしかに緊張してしまうかもしれませんが、すぐに慣れて日ごろのストレスを解消することができます。

堅苦しいイメージもありますが、意外とチャーイングでユーモラスな先生も多いので楽しく習えますよ!
まずは近くのお茶会に参加してみてはいかがでしょうか!