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【和楽器がブーム!】日本人の琴線に触れる粋な習い事 三味線

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[更新日]2017/10/30
粋な黒塀

実は今、和楽器がブームです。
あの早稲田大学でも、和楽器のサークルが盛り上がっているとか。

「和楽器バンド」という名前のバンドもあり、千本桜という曲をやって、この曲を知っている人も多いのでは?

和楽器と言う枠にとらわれず、ジャズやロックなどの人とセッションをしている若手の三味線の演奏家もいますね。

そんな和楽器を代表する三味線ですが、習うとなるとどれくらいの費用がかかるのか?どんな感じでお稽古を進めているのか?まとめてみました。

三味線のお稽古にかかる費用

入会金がかかるところもあり、1万円くらいです。
月謝も1万円で月2回というのが相場でしょうか?
マンツーマンのお稽古なので、若干割高になります。

楽器は貸してくれたり、中にはプレゼントしてくれるところもあるので、最初から持っていなくても大丈夫という教室が多いようです。
(ですので、会社帰りに寄ることもOKという教室も結構あります)

三味線の経験談

三味線

津軽三味線に魅せられた

テレビで見たことはありましたが、一度青森に行ったときに生演奏を聞いて一目惚れならぬ一聴き惚れしてしまいました。
東京に帰ってきてソッコーで教室を探してしまい、今に至ります。

練習場所の確保がちょっと大変

大きな音が出ますので、どこでもいつでも練習できるというものではありません。
弦をミュートするサイレンと練習機があるということなので、それを使ってもいいかなと思っています。

基本的にマンツーマンでレッスンです

三味線に限らず、邦楽は師匠と弟子が相対して教える方法が多いようです。
確かにレッスン代はほかの音楽に比べると高いですが、その分濃密な指導を受けることができます。

三味線のトリビア

生の三味線が聞きたいなら、寄席(よせ)へGO!

末広亭
生の三味線が聞きたくなったら、一番気軽に聞けるのは寄席だと思います。

出囃子(でばやし)といって、落語家さんが出てくるときに太鼓と三味線と鉦を演奏しているのをBGMにして出てきます。
最初だけでなく、落語の途中の場面でも効果音やBGMとして使われることも。
生の三味線の気持ちよさが一番簡単にきけて、しかも落語を聴いて笑えるという一石二鳥の場所でもあります。
大喜利で有名なテレビ番組、笑点に出るような落語家さんが出ることもあります。
落語を見に行く特は、三味線の音、要チェックです!!
寄席は、東京都内なら浅草、上野、新宿などにあり365日毎日営業しています。

新宿末廣亭

実は三味線には三種類あります

棹(さお)が太くなれば、本体も大きくなるので、音が低くなります。
どれにしようか、迷っちゃいますね。
自分がどの方向でやりたいのか?は、次の三つの種類の違いがわかるとうっすらわかってきます。
細棹、中棹、太棹によってそれぞれ使う撥(ばち)も違うのも特徴です。

細棹

長唄は、歌舞伎にも歌と三味線がつきます。
端唄、小唄、江戸時代に流行った都都逸(どどいつ)というのがあり、それらは細棹で演奏されます。
「三全世界(さんぜんせかい)の鴉(からす)を殺し、主と朝寝がしてみたい」
というフレーズは聞いたことがあるのでは?
今も昔も流行り歌は男女の色恋を歌ったものなのですね。
そんな昔の風景を思いをはせるのも楽しみにひとつです。
ちなみに先ほどのものは、高杉晋作の作だといわれています。

中棹

地歌、清元、常磐津と呼ばれるジャンルは、こちらの中棹を使います。
津山撥(つやまばち)というのを使います。

太棹

津軽三味線、義大勇は太棹を使います。
津軽三味線は、若いアーティストもいて、ほかのジャンルの人とコラボレーションしたりしているので、最近話題です。

糸の音を合わせるのを「調弦」といいます

ギターやベースをやったことのある人はわかるかと思いますが、弦の音を決められた高さにしなければ演奏ができません。
それを「チューニング」といいます。
ギターにチューニングがあるように、三味線には「調弦」というのがあります。

本調子というのが基本です。
一番三味線がよく響く調弦(チューニング)
二上り、三下りなど、ほかの調弦もあります。

どんな譜面を使うの?

ピアノなら五線譜を使いますが、三味線は三線譜というものを使います。
0はどこも押さえない、1、2とポジションがあがっていきます。

日本人の血に訴える三味線の音色

三味線

長唄や端唄、小唄は、男女の色恋を表現したもの。
いわば、流行歌です。
今も昔も人間の感性はさして変わらないのです。
三味線というと、なかなかとっつきずらいと思いがちですが、そんなに難しいものではないのです。

そして、和楽器は、理屈じゃなくて日本人の血の中に流れている感性が心地いいと感じさせるのです。
一度楽器に触って、音を出してみると、忘れていた日本人の琴線に触れること間違いないです。

どこの教室も体験レッスンをやっていますので、まずは体験からはじめてみてはいかがでしょうか?
きっと三味線のとりこになること間違いなしです。