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国際化が進む今だからこそ、日本人として知っておきたい!生け花・華道のイロハ

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[掲載日]2017/11/12
生け花

昔は「お茶とお花」は嫁入り修行の代表格でした。
「いまどき生け花なんて・・」と思うかもしれませんが、案外外国の人のほうが生け花に明るかったりします。

ある30代の女性の話です。
イギリスに行ったときに、日本人とわかったとたんに現地の人に生け花の話をされて、面食らって、自分は何にもわかっていなくて、恥ずかしい思いをしたそうです。

生け花は外国に行っても「IKEBANA」とそのまま使われる単語なのです。
日本語がそのまま使われる「KARAOKE」と同じようなものですね。

そんな生け花、最近の事情はどうなのでしょうか?

華道を習いはじめる動機

はさみ

お母さんが生け花をいけているのを見て始めたくなった

母がお正月になると、家に生け花を生けていました。
基本、そんなキャラじゃない母親でしたが(笑)、そんなこともできるんだと、変に感心したものです。
結婚したら家族にもそんな四季折々の変化を生け花で感じさせてあげたいなと思い、はじめました。

通っている病院に生け花が飾ってあるのを見てはじめたくなった

通っている鍼灸院に、生け花がいつも飾ってあります。
病院は、弱っている人が行くところ。
そんなところに、花一輪(生け花なので一輪ではありませんが)あるだけでも、癒されます。
たまたま実家に床の間があることもあり、そこに飾るにはうってつけと思い始めました。

生け花の費用

剣山
月謝で5000円前後。
別途花代がかかるところもあります。
もう少し高めの設定にして、花代を含んで月謝としているお教室もあります。

別途、道具を買う必要があります。

はさみ
剣山
花器

はさみは、花を切るときには必須のものです。
生け花でなくても、花束をもらって自宅で花瓶にいけるときにも使えますので、ひとつ持っておくと便利です。

生け花の経験談

日本の四季が凝縮されて癒される

高校の華道部で少し生け花をやっただけでも、お正月にお花をいけようと思うんです。
それをみた子供は、自分が親になった時に、自分の家庭にお正月花を飾るようになり、脈々と継がれるんです。
四季がある日本だからこその「文化」だと思います。
四季折々の花を自宅にいながらにしてめでることができ、ちょっとお得な気分です。

いい気分転換になる

「水磐(すいばん)」と呼ばれる花器に、剣山と言うものを置いて、尖がっている針に花を挿していく方法をとります。
決まりごとに習って花を挿していくときの程よい緊張感と集中する時間が、日常を忘れさせてくれる時間になります。
気持ちがリフレッシュして、月に2回ですが、その時間がとても楽しみです。

生け花のお稽古で生けた花は、一度抜いて持って帰る

水盤の中でいけた生け花は、そのまま持って帰るわけにいかないので、一度ばらして自宅に持って帰ります。
なので、帰りに混んだ電車に乗ると、花が押されて悲しいことになることもあります。
荷物が結構あるので、教室を選ぶときは自宅近くの駅のほうが何かと便利かも知れません。

花・フラワーを学ぶ上でのポイント

発表会がある

ピアノの発表会があるのと同じように、お花には「花展」があります。
デパートの催事場などで発表会があります。
それはそれは、大きな作品などがあり圧巻です。

いけばなの知らなかった!トリビア

日本文化

生け花は、英語でも「IKEBABA」

いけばなは、英語でも「IKEBABA」と表現されます。
日本文化好きの外国人は、華道や茶道などへの憧れを抱いています。

いけばなとフラワーアレンジメントの違いって?

案外わかっていないものです。

生け花は剣山を使い、空間を生かしていけています。
フラワーアレンジメントは、オアシスという硬い緑色のスポンジのようなものをに水をたっぷりと含ませて、それに花を隙間なくさしていきます。
お花の量としては、圧倒的にフラワーアレンジメントのほうが多いので、お月謝(もしくは花代)が若干高い傾向にあります。

生け花には三大流派があります

池坊、小原流、草月流が3大流派といわれています。
生け花の流派は、200以上あります。
流派の違いを知りたい場合は、それぞれの流派の花展に行ってみるとわかりやすいです。
ホームページに案内がありますので、買い物に行きがてらでも覗いてみてはいかがでしょうか?

【戦国武将に学べ!】自分の心を鎮めるために、生け花が効く

生の花は間違いなく癒しの効果があります
「生のお花」には、「生命力」があります。
以前のように大きくいけるのではなく、現代の生活様式にあわせてコンパクトに生けるように、流派自体も変化しています。
「おうちの中に飾って楽しむこと」が大事だ、ということですね。
もともとは桜の木を手折って、うちの中にも自然の風景を取り入れるというところから始まったといういけばな。
自分だけでなく、生けている花を見た周りの人も癒される習い事です。

戦場に出る前の武士が、自分の心を鎮めるために生け花を嗜んだといいます。
疲れているとき、気分をリフレッシュして頭をクリアにしたいとき、花の力を拝借するつもりで、体験レッスンから始めてみてはいかがでしょうか?