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一生食いっぱぐれない資格を取るなら・・歯科衛生士

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[掲載日]2017/11/16
デンタルケア

歯医者さんに行ったときに、歯科医師と一緒にバキュームをしてくれたり、歯のお手入れ(クリーニング)をしてくれる歯科衛生士さん。
超引く手数多な仕事だって、知っていました?
専門学校を出た人材の奪い合いです。

ちなみに、業界用語でDental hygienist(デンタルハイジニスト)なのでDHとも呼ばれます。

そもそも歯科衛生士って?

よく混同されるのが歯科助手。
歯科助手は患者さんのお口の中に手を入れることが許されません。
でも、歯科衛生士は、歯石を取ったり、クリーニングをしたり、フッ素を塗ったりと、専門知識を身につけているからできる業務を歯科医院の中でこなしていきます。

さらに、5年以上の実務経験を積むと、ケアマネージャーの受験資格が得られます。
これからの高齢化社会で、引く手あまたな仕事であることは間違いありません。

入学金や月謝などの費用

初年度入学金と年間の授業料を併せて100万円くらい、
その後かかるお金として、80万円前後といったところです。
トータルで3年間通いますので、250万円くらいということになります。
返済不要の奨学金がある学校もありますので、志はあるけどお金がないという人は要チェックです。

昼間大学などに通いながらダブルスクールで行けたり、昼間仕事をしながら通える夜間部がある学校も多くあります。

歯科衛生士トリビア

歯科衛生士

れっきとした国家資格です

歯科衛生士は、就職率100%という専門学校も多くあります。
資格が得られるし、就職は堅いし・・という意味では、食うに困らない資格ともいえます。
これからの高齢化社会では、お口のお手入れをすることで、誤嚥性肺炎などの防止になるなど、ますます需要の高まる仕事です。

歯科助手と歯科衛生士は違うの?

違います。
歯科助手は資格がなくてもできますが、歯科衛生士は資格がないとできません。
歯科衛生士と歯科医師しか患者さんの口の中を触ることはできません。
ですので、できる仕事の範囲が違います。

歯科衛生士法第1条に基づいて、歯・口腔の健康づくりをサポートする国家資格の専門職です。
仕事の内容は、主に下記の3つです。

1 歯科予防処置
2 歯科診療の補助
3 歯科保健指導

歯科助手をしていて、歯科衛生士になる人も多くいる?!

資格がなくても勤まる歯科助手は、軽い気持ちで働き始める人が多いのも事実です。
ところが、歯科医院で働いているうちに、やはり資格があったほうが仕事の幅が広がるし、給料も上がる・・
と思って、歯科衛生士の学校に通い始める人も結構います。

歯科医師の下でなくても仕事ができるように法律が変わりました

実は最近(平成27年)に、歯科衛生士に関しての法律である「歯科衛生士法」が一部改正・施行されました。
歯科医師の指導は受けますが、必ず歯科医師の元で働かなくてもよくなった、つまり、クリーニングなどの治療を必要としない業務は、歯科衛生士だけでもできるようになったのです。

歯科衛生士法第2条第1項関係
歯科医師の指導は必要であるものの、立ち合いまでは必要とされないと考えられる

そもそも、この法律ができたのは昭和23年です。
時代にそぐわなくなってきているところがあるのも納得ですよね。

女の人でなくてもOKになりました

いぜんは、女の人でないとできないという条項がありましたが、それも下記の附則がつくことで撤廃されました。
保育士さんだって、看護師さんだって男の人が活躍する時代です。

法第2条第1項、附則第2項関係
歯科衛生士の定義においても男女の区別をなくす

歯科衛生士は、口だけでなく全身の健康を守る仕事です

歯科医院
働く場所は数多な、歯科衛生士。(歯科医院だけでなく、保健所などもあります)
所帯が小さい職場なので、人間関係に難しさを感じると結構さっさとやめてしまう人が多いのも実情です。
離職率が高い理由は、そんなところにもあります。

でも、お口のコンディションを整えてあげることは、全身の健康につながるのです。
患者さんとの良好な関係が築ければ、こんなにやりがいのある仕事はありません。

ただお口の中の処置をしてあげるだけでなく、患者さんとスムースなコミュニケーションが取れるかどうかも重要なポイントになります。
そのためには、伝える力、聞いてあげる力もとっても大事です。
最初は大変かもしれませんが、信頼関係が築けていくと、むしろそれがやりがいにつながっていきます。

ある高齢者施設の話です。
食事の介護や身体的介護が先になって、お口のケアはどうしても後回しになりがちなのが実情です。
入れ歯などが合わなければそのまま放っておいて、大して噛まなくても食べられる食事で対応するなどしてしまいます。
よく噛まないことで口は渇き、唾液による口の中の洗浄力が落ちるため、においがきつくなります。

でも、歯科衛生士さんがが積極的にケアをすることで、高齢者のお口の状態がよくなって、食べらることで寝たきりが少なくなったり、高齢者施設の独特な「におい」がしなくなったというところもあるのです。

お口のケアをすることの効果は、お口の中だけにとどまりません。
そう考えると、やりがいのある仕事だと思いませんか??

体験授業がある学校もありますので、まずは一度学校の雰囲気を見に行くことをお勧めします!